【飛ぶように時間が過ぎる】

寝て起きて食べて、を繰り返す単調な生活なのに、時間が経つのが妙にはやい。
もうクリスマスなんてとっくに終わってしまっているのも気づかなかった。

昨夜も、息苦しさに目を醒ました。からだがしびれて動けない。このまま死ぬのではないか、なんて不安になりつつ、そんなわけないでしょう、と冷静な医師のはしくれのわたしは言う。
何かを叫びだしそうになって息を呑んだ。
これは薬のせいなのか、それとも今回の症状に伴うものなのか、わたしにはわからない。薬の副作用についていえば、呼吸抑制がきても確かにおかしくはないのだけれど、そんな量も飲んでいないし、ね。

とにかくぐっすり眠れれば、いまのところ文句はないのだけれど。