2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【白い天井、孤独】

2人部屋にひとりで入院している老婦人がいる。隣のベッドは綺麗なまま、白いシーツが目にまぶしい。 点滴当番に回ったら、口は悪くて語気が強い、けれど本当は寂しがりやのそんなおばあちゃんがいた。主治医の悪口を聞きながら針を刺し、「点滴、終わったら…

【相変わらずばたばた】

いつもより30分も出勤時間を早めているのに、いつもより2時間も多く残業してしまったのはどういうわけだ。

【ばたばた】

土日にICUから一般病棟に転棟はしてほしくない、それは仕事が増えるからとか面倒くさいからというのが理由なのではなくて、スタッフが少ないのでリスクが高いのではないか、ということで。 それでもなんとか無事に転棟。ずっとICUにいるよりは、元気になった…

【外は雨だよ】

疲れているせいか、昨日の午後あたりからの記憶がほとんどない。朝、洋服のまま眠っているのに気がついてあわてて飛び起きた。昨日は何をしていたんだっけ。 たいしてたくさんの仕事をしているわけでもなく、他の科のドクターに比べたら随分楽なはずなのに、…

【わたしのすきな孤独】

ここのところ毎日、最低限の仕事が22:00を過ぎないと終わらない。疲労はかなり蓄積している。期間限定、とはいえど、その「期間」が見えないことが、ますますわたしを疲労させる。体力も精神力も、拙いわたしにとってはもうそろそろ限界だ。 そして、ぱんぱ…

【3連休】

とはいうものの、もちろん3日間まるごとお休みが出来るはずもなく。 でも、なるべく朝早くに始動して、1日を有効に使えるように努力はしてみた。 そして今日はちょっぴりお休みをもらって、1日中惰眠をむさぼった。昨日、一昨日はわりと活動的に出歩いたので…

【虹をみたかい】

朝の処置中に、窓から見えた虹。お休みの日だというのに朝早くから出てきた甲斐が、少しはあった、かな。患者さんの調子も悪くはないし。□行きつけの化粧品屋さんへと、ショッピングセンターの中を全速力で息せき切って走っていたわたし。人を待たせていたの…

【ようやく週末】

長い長い1週間だった。 疲労が取れなくて、朝から外来で暇を見つけてはうとうと。夕方までがんばって仕事をしてみて、今度はカンファレンスルームで1時間ほどうたたね。よく寝た、なんてもちろん思えるはずもなく。却って疲れがひどくなった。 明日からはと…

【水曜日】

1週間の疲れがたまるのが、木曜日からではなく、水曜日から、になってきた。いまのところソラナックスフリー、栄養ドリンクフリーでなんとかやれているから、いいのだけれど。それにしても、最低限の仕事だけをしても帰りが日付変更線ぎりぎり、というのはな…

【早朝覚醒】

いや、昨日はやく寝てしまったから朝はやく目が醒めるのは当然か。 22:00頃にちょっとだけうたたねをしよう、とお布団に入って、ドラッグフリーで6時間睡眠。おそらく眠りは浅いので疲れは溜まる一方だけれど、眠らないよりはましだろう。□カーテンを開けて…

【いそがしい】

4月から大学院に行くために書類書きを山のようにしなくてはならない。事務仕事がわりと好きなわたしでさえ嫌になりそうなほどなのだから、みんなかなりいやいややっているんだろうなぁ、と思いながら。□今週はわたしにとってはものすごく忙しかった。月曜日…

【病棟の癒し系】

病棟にはいつも必ずわがまま放題の患者さんがいて、必ず癒し系の患者さんがいる、なんて括ってしまうのはいけないことかもしれないけれど。でも、スタッフの手を(病気以外のことで)煩わせる患者さんがひとりもいない時期もなければ、癒し系の(特に80歳以…

【きゅう、っと】

マイスリーがききはじめてくらくらしてくるけれど指だけは動いて言葉を紡ぐ。 わたしがふくらませた頬をあなたが指でへこませる仕草に、そう長くは続かないだろう永遠を見る。ひとつだけいえること、いま、わたしはしあわせだ。□ここのところ忙しくて(公私…

【春】

仕事がなかなかうまく回らなくて、疲れきって、医局のデスクでうとうとと。数時間眠りこけたら少しすっきりした。 ナースと主治医の板ばさみになる悲しい研修医生活ももうすぐ終わり。しばらく孤独にラットと会話する日々になる予定。どちらがしあわせかは別…