2005-01-01から1年間の記事一覧

【1ヶ月放置、そして年末】

時間が経つのがはやいな、なんて思い出したら、「トシ」をとった証拠なのだろうか。12月もあっというまに終わった。 いろいろあった1年だったな、と毎年思うのだけれど、何もなかった1年なんてそもそもあったためしがないのだから、当然か。来年はさらにいろ…

【行ったこともないはるか遠い国の夢を見る】

ロシアになんて行ったこともない。行きたいと強く思ったこともないし、どんな国なのかもいまひとつよくわからない。かつてはソ連であったこと、とても寒い季節があること、とくらいしか知らない。それなのに夢に現れたのはそれこそ夢みたいに美しい、ロシア…

【もしかしたら、やっぱり】

寒い時期が苦手なのか、それともいわゆる「忘年会シーズン」が苦手なのか、わからないけれど。11月も終わりに近づくころ、わたしはなんとなく調子を崩す。今年はまだ、それほどの落ち込みはないけれど、それも、自覚が出来て自分をセーブすることが出来てい…

【綻び】

わたしのまわりの、そのまわり、くらいのところが、少しだけ綻びはじめているのを見つけた。わたし自身にはほとんど影響もなく、わたしの生活環境にもまったく影響はないのだけれど、そういった小さな小さな綻びは、ちょっとずつ外壁から感染してきそうで、…

【明日、早起きしなくちゃいけない日に限って眠れない】

久しぶりにアルバイトのない週末。だらりと眠って、もうクリスマスの雰囲気が色濃い街をふらりと歩く。人がたくさんいるところはやっぱり苦手で、土日の街はかなり疲れたけれど、お店のお姉さんなんかと与太話をしてみるのも少し楽しい。 そういえば気になっ…

【てんやわんや】

それぞれひとつずつは大したことはないのだけれど、1日のうちにイベントが3つも4つもぎゅうぎゅうに詰まると、けっこう気持ちが焦る。□鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)作者: 新堂冬樹出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003/04/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 2…

【風邪】

今夜はやけに救急車がたくさん通る。いまのわたしには公私ともにあまり縁がないけれど、それほど気分のいいものではない。 □ 吐き気がする、胃になにかが詰まっているように感じ、食欲もない。横になると胃酸が逆流してくる。窓を開けた部屋にいるのに暑くて…

【平穏】

嘔吐の波はどうやら去ったようだ。まだ、吐き気がすることは時々あるけれど。適当なものを適当に食べて、という普通のことが、戻ってきた。 □それにしてもダイエット食品とかダイエットグッズってものすごいマーケットなんだろうな、と思う。メールボックス…

【嘔吐】

この1週間で、実は数回(10回には達していない。)嘔吐した。純粋に吐き気がするときが半分、そうでないときが半分、くらいだろうか。自宅で数回、大学で数回、当直室で数回、といったところ。 お薬によるコントロールはそこそこよくて、気分の変調もあまり…

【無我夢中】

ピンク・バス (角川文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/06/01メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (57件) を見る子供を妊娠し浮かれているサエコの家に、夫の姉・実夏子が突然訪れて…。 支離滅裂な行動を繰り返す、夫…

【killing me softly】

六番目の小夜子 (新潮文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/01/30メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 65回この商品を含むブログ (396件) を見る津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり…

【終わらない夜】

久しぶりにゆっくり休もう、と思って、時間外の仕事をキャンセルして帰ってきたものの、なんだか何もやる気にならない。 そろそろ限界が近いくらいに散らかった部屋も片付けたいし、山積みになっている情報ソースも整理したいし、美味しいお菓子を食べながら…

【前景はわかりやすい嘘】

ここのところ、わりと調子がいい。寝つきも悪くないし、日中の気分の変動もないし、食欲もある。仕事も研究も休まずやっている。でもあまり無理をしすぎないようにセーブしていく余裕もある。 これ以上よくならなくてもいいから、せめて今の状態を維持してい…

【札付きの寂しがりや】

他人が暇そうに見えると機嫌が悪くなる人、とわたしの日記にはよく出てくるのだが、(いつも同じ人物をさしているわけではないのだけれど)やっぱり今日も、そんな態度を全面に押し出されていて、どっと疲れる。結局、自分の仕事が増えているわけでもないの…

【完璧になれない完璧主義者】

そうか、そういうことか。 日直+当直中、ベッドに寝転びながらふと考えた。わたしはきっと、役割を完璧に演じたくて、でも、そんなことは実力的にも時間的にも不可能で、それがきっととても悔しくて歯がゆくて、それなのに結局は「all or nothing」で放り出…

【ふるふる】

もう疲れちゃったよ、こんなことやめちゃおうよ、何もかも放り出して眠ってしまってもいい?何も考えたくないし何もしたくない、このままここでずっと眠り続けていたいんだ。ただそれだけなんだ。そんなことをわたしが言いだしたら、きっとそのまますべてが…

【眠くて眠くて】

昨日の朝から、久しぶりに押さえつけられるような眠気に襲われている。昨日の朝の外来も、お昼からの外来も、患者さんが途切れるたびにうとうとしてしまって。診察中は普通にやれている、のだけれど。当直も、患者さんが急変せずにすんだので、起こされるこ…

【効かない薬】

なんだかんだしているうちに、もう9月も半ばを過ぎてしまった。物理的に忙しかったり、知識の吸収に疲弊したり、日常でのいくつかのささいなしあわせな事柄とか、どうにでも時間は流れていってしまうものだ。 睡眠薬もだんだん効かなくなりつつあるけれど、…

【うつらうつら】

NHKにようこそ! (角川文庫)作者: 滝本竜彦,安倍吉俊出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/05/22メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 246回この商品を含むブログ (396件) を見る 大学中退・無職・ひきこもりの「俺」。ある日、「俺」の家に宗教の勧誘にやっ…

【2週間】

わたしが外勤に行っている病院では、2週間に1回の外来診察を担当していることが多い。2週間、というのは、とても微妙な時間だ。 問診をして、検査をして、診断をある程度つけ、処方をする。「では、また2週間後に診せてくださいね」と言って、患者さんに帰っ…

【季節のあいだに】

今日から9月。はりきっていこう!とは思わないが、それなりに、何かをやり遂げることが出来たらいいな、と思っている。□ようやく、自分のやっている実験がどういうものなのか、がわかりかけてきた。□他人に、ものごとをわかりやすく説明をすることは、とても…

【いつかきっと会いにいくよ】

もう8月も終わりに近いのに、どうしてこんなに暑い夜が続くのだろう。 少なくとも、台風明けで湿気は持っていかれたようで、それだけが救いではある。□カロリー消費が格段に減ったせいか、最近ちょっぴり体重増加傾向。某ダイエット飲料なんかを買ってみたり…

【眠れない夜と雨の日には】

この2週間ほどは、わりと調子がよかった。夜も比較的よく眠れたし、朝もわりとすっきり起きられたし、仕事も適度にこなせたし。要求が低い、といわれればそれまでだけれど、人それぞれ出来ることと出来ないことは決まっているのだし、最低限のところがやれて…

【ルージュキャロット】

ここの当直室は何故か甘酸っぱいハーブの香りがする。24時間のかんづめも、あと7時間ちょっとで終わりだ。□舞台に立ちたい、と再び思いはじめたわたしは、やはりどこかに満たされないものを抱えているのだろうか。舞台を観ることの魅力と、舞台に立つことの…

【たよりがないのは】

元気な証拠、ってこれ、以前にも書いたような気がするけれど。最近のわたしは、元気なのかどうなのかよくわからない。新しいお薬は明らかにまだからだに馴染んでいなくて、毎日眠気とだるさを抱えつつ、読み書き仕事をしながらうつらうつら…としていることが…

寓話

おとぎ話のように毎日が過ぎていく。世界はこんなにも美しく、こんなにも醜い。 □お薬が変更になったためか、まったく眠れずに朝を迎えた。理由もなく流れる涙に、ただ困惑していたわたし。

【なくしものに慣れすぎたこの手が満ちるとき】

満たされている状態が必ずしもしあわせではない、ということは知っていた。 わたしは確かに飢えてはいないが、満たされているわけでもない。それでも「足りている」。 そんな毎日にふと恐怖を覚える瞬間がある。 満たされることは、ある意味、こわいことだ。

【青空に風を集めて】

聖なる予言 (角川文庫―角川文庫ソフィア)作者: ジェームズレッドフィールド,James Redfield,山川紘矢,山川亜希子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/06/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 61回この商品を含むブログ (68件) を見る南米ペルーの森林で…

【ねむれない夜には】

マイスリーを飲んでから2時間以上経つのに、眠れる兆しすらない。 明日は早いというのに、起きられるだろうか。もしかしたらそれまで眠ることなんて出来ないかもしれないけれど。君が眠れていることを祈りながら。

【便りがないのは】

元気な証拠、なのだろうか。しばらくここに文章を書いていなかったことに気がついたとき、自分が調子が良いのか悪いのかよくわかっていない、ということがわかった。 実験は一進一退だけれど、それはある意味当たり前のことだし、憂鬱になる要因はほとんどな…