【眠れない夜と雨の日には】

この2週間ほどは、わりと調子がよかった。夜も比較的よく眠れたし、朝もわりとすっきり起きられたし、仕事も適度にこなせたし。要求が低い、といわれればそれまでだけれど、人それぞれ出来ることと出来ないことは決まっているのだし、最低限のところがやれているだけまだいいほうだ、と思ってみる。「まわりの言うことなんて気にしなくていいから(いや、誰もまだ何も言ってないと思うのだけれど)、自分が出来るだけのことをやってくれれば、それでいい」と言う人も何人かいてくれて、少しばかり心強い。
しかしそろそろ失速気味。アフターファイブに何をしたかぼんやりとしか思い出せない午前3:00。

坂道を転がるように、わたしのまわりの物事はスピードをあげて進んでいる。ゆるゆるとした実験室にいるわたしを取り残して。