【you can fly away】

朝からちらちらと雪が舞っていた。遅刻ぎりぎりで駐車場から医局への道をひた走っていたわたしもふと足を止めて空を見上げてしまった。ふわふわとてのひらに落ちる白い欠片がはかなくとけていくのを眺めていると、けだるい朝の頭痛が少しだけ軽くなった。一応、遅刻しなかったことだけは報告しておく。きちんと9:00きっちりから診察を開始した、ということで。

結局、車を買うことにした。ひとめぼれの直感はあながち間違いではないと思う。そして狙った獲物は(めったに狙いをつけない不精者のわたしだからこそ。)逃がしたくない。分不相応な車ではある。正直、わたしでよければ乗せてください、といった気持ちではあるけれど。
でも、それで仕事をやる気になるのならそれもいいかな、と。車のために働いているわけではないけれど、車移動が多いことを考えると、少しくらいはそういう部分があってもいいかなぁ、なんて思ったりするのだ。
楽しさと実用を兼ね備えた車、というのも、一度は乗ってみても悪くはないだろう。

そういえば、最近遅刻をしなくなったな、と思う。時間にルーズなわけではなく、朝が苦手だったので、起きている時間には非常に時間に正確だけれど、朝だけはかなりの遅刻魔だったのだ、実のところ。
でも最近はなんだかんだで9:00には診察を開始出来ている。それだけでもちょっとした進歩、かな。

投稿した論文、無事に出版社には到着したらしい。どきどき。