【5月も終わりに近づいて】

土日も仕事をすることが当たり前の生活をしていた、病棟時代。まぁ、土日をフルに働くことは少なかったけれども。それにしても、まだ実験テーマも手探り、実験手技も手探り、のわたし、土日に大学に行かなくてもいいなんて(いや、行ってもいいのだけれど、出来ればのんびりペースでやりたい。わがままだけど。)なんだか心もとない。

眠れない夜は続く。当直先の思いのほか広い部屋にひとりぼっち。

孤独はどんどん深くなる一方。時間に取り残されてしまった気すらする。
携帯電話のメモリには、けっこうな数の名前がある。けれど、こんな夜に連絡を取ることが出来る相手は限られている。でも、彼女/彼らに依存したり、迷惑をかけるのもはばかられる。どうしてもだめ、なときにだけ、救いを求めることにする。
新しいお薬がよく効いてくれるといいのだけれど。効果と副作用のバランスがとても微妙。