【例に漏れず当直中】

久しぶりに、パソコンの中のファイルの整理をしてみた。買ってから3年近くになるけれど、いまのところ目立った不調はない。それでもやっぱりメモリはいっぱいいっぱいなのか、起動にやけに時間がかかったりする。そんなわけで。
ファイルをチェックしていたら、昔むかしの日記が出てきた。といっても、2001年から2002年にかけての。あれ?中途半端だなぁ。あの日記は1999年から2003年前半までつけていたはずなのだけれど。捨てちゃったのかな、まあ、いいや、と思いながら、ひとつ、ふたつ、クリックしてみる。
ああ、懐かしい、というのが最初の印象だった。リアルタイムで苦しかった時期、自分と世界との距離感がはかれなくて、吐いたり、食事を摂ることをやめてしまった時期。いまのわたしはそこからまったく予想しなかった場所にいて、淡々とその言葉を眺めることが出来ている。それはいいことなのか悪いことなのかわからないけれど、「ああ、こんな頃もあったな、この頃のわたし、すごくつらそうだな」と思う。実は、この頃の記憶はかなり曖昧で、「こんなことあったっけ?」と思うこともしばしばなのだけれど、それも病いのため(あるいはお薬のため)だったのだろう。
いま、ここにわたしがこうしていられるのは、わたしを見捨てなかったひとたちがたくさんいてくれたこと、そして他でもなく、わたしがわたしを見捨てなかったから、なのだろう。
過ぎた日々に感謝を。