【泣きたいときにもVサイン】

思い切り寝坊。しかし、今日は特に患者さんとも上級医とも約束はしていない。11:00近くになって病棟に顔を出すというのはいかがなものかと思うが、まぁ別に悪いことはしていない、と思うことにする。

患者さんが発熱。最近、わたしの担当する患者さんはよく熱を出す。Aさんが解熱したら次はBさん、少し落ち着いたら次はCさん…と。
熱が出たときに何を考え、何をすればいいか、はなんとなく飲み込めてきた。最近まで血液培養を自分で出来なかった情けなさはさておき、(ようやく出来るようになった。簡単な手技でさえ、覚えることが難しいわたし。)ひととおりの検査を済ませて、まぁ、今日のところは様子をみても大丈夫、という判断。

あぁ、また明日から平常業務。いやではないんだけど、行きたくないわけではないんだけど、出来ることならもうちょっと休みたい、と思う。

とりあえず、インシデント・アクシデントだけは起こさないようにしようと思う。不安なら誰かについていてもらえばいい。睡眠剤抗不安剤抗鬱剤を飲みながら仕事をしている人間は、この業界に限らずたくさんいるはずだ。そういうお薬を飲んでいれば、ミスが増えるのはむしろ当たり前のことなのだから、未然に防ぐことだけはきちんと考えなくてはならない、と思う。
疲れているときは、最低限、それだけでも。

○今日、なによんだ?
おむつ皮膚炎に対する皮膚保護剤KSP-1の有用性と安全性に関する検討(早川律子ら、臨床と研究 平成15年4月)