【通行止め、立ち入り禁止、ペンキ塗りたて】

今回の台風は大きいらしい。
高速道路も通行止めになり、電車も止まってしまったため、外勤先に行くにはじわじわと国道を通って行くしかない。が、そこすらもかなり危険な状態である。早朝、外勤先に電話して、遅れるかもしれないとの旨を告げたところ、今日は休んでください、とのこと。
危険な目に遭わずに済んだのは助かったけれど、かなりの収入ダウンは痛いなぁ、というのが現実的問題。

今日も食べられず。朝から、チョコラBBローヤル(ちょっと高級らしい。)とウイダーインゼリーでもう14:00。
カフェイン摂取のせいでからだが熱く、しばらくはエネルギーを燃焼しているという実感があるのだが、なにぶん切れるのがはやい。また補給しないと、夕方まではとてももちそうにない。
でも、今日誰かが食べていた中華丼、美味しそうだったなぁ。食欲はあるのだけれど、実際食べると入らないし、吐いてしまう。こういうのはなんていうんだろうなぁ。

頭が冷たい。力が入らない。
完全なエネルギー不足。

カフェイン摂取でどうにかねじを回して病棟へ。
少なくとも患者さんには迷惑をかけたくない。

誰かほかの人と一緒にいると、ついつい空元気(本人には自覚はないのだけれど。)と愛想笑い(本人は心から笑っているのだけれど。)を振りまいてしまう癖は、まだ直っていないようだ。
どんなに肉体的にきつくても、その場にいる間はにこにこして、「大丈夫?顔色悪いけど」と言われても「ううん、大丈夫だよ。それよりさー聞いてよ」と笑って別の話題を振ってしまうのは、サービス精神旺盛といえば聞こえはいいが、あまり誉められたことではないような気がする。
他人に良いふうに思われたい、なんて微塵も思ってはいないつもりなのに、やっぱり根底にはそんな感情がにじんでしまっているのだろうか。もっとも、他人に悪く思われるのも出来れば避けたいけれど。

つらくてもいつも笑顔でいられることは素敵なことだ、と思う。だからそうしたいと思う。でもそれは時に損なことでもあると思う。現実的に。

明日は手術。4時間程度の予定だから、それほどきつくはないはずだけれど。
手術室の空気にはまだ慣れないままだ。きっと、手術にいまのところまだ興味があまり持てないからなのだろう、と思う。
そうでなければ、雑然としていながらも清潔なあの微妙に薄い空気に、合わないだけなのかもしれない。

吐き気は変わらず。
栄養ドリンク、今日はもう3本目。(本当はこういう使い方をしてはいけない。当然。)エネルギーを搾り出すようにしながら論文を書き、今日も夜は更けていく。

○今日、なによんだ?
特集:アトピー性皮膚炎〜最近の進歩〜炎症はなぜおこるのか?(柿沼誉、皮膚アレルギーフロンティア、2003年12月)

なかなかこの雑誌から抜け出すことが出来ない…。
でも、一気に読む元気は、とてもない。