【逢引き】
古いけれど、美しい響きを持つ言葉は好きだ。
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きちんと付き合っているわけではないのに、彼と一緒にいると、なんとなくだけれど、「いわゆるしあわせ」(しあわせがどんなものなのか、を、わたしはよく知らない。)がほのかに見えてくるような気がするから不思議だ。
でも、別のbad endingをしっかり想定してしまうあたり、「不幸体質」と言われる所以なのかもしれないけれど。
たった30分、彼の部屋でうたたねをするだけで、とても安心した気持ちになれる。
きっと閉塞された状況(誰にも知られてはいけない、とか、時間がない、とかいう場合)においては、情熱はより盛り上がる傾向にあるというのは本当かもしれない。いまのわたしはそのケースに見事にあてはまる。だからこんなに無理をしてでも、彼に情熱を注いでしまうのかもしれない。
でも、いま、君のことが好きなのは間違いようのない事実。
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土曜日に仕事に行かなくていい、というのは久しぶりだったのだけれど、結局、家に帰って1日眠り込んでしまった。何もせず、何も食べず、何も飲まず。
溜まった疲労がこれで取れたとは思わないけれど、それなりに充実した1日ではあったのかもしれない。
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今日もたくさんの写真を見ました
肺の影
心臓の圧排
脳の浮腫
骨破壊
息をしない胎児
私に巣食う影は写真には写らない
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今では「国民的アイドル」もいない…時代が違うとはいえ、完成度は高いと思う。(2000.6.4)
何回目かの読み。プロットも展開もところどころに見えるちょっとしたジョークもだいたいわかりきっているのに、それでもなかなかページをめくる手を止められなくなってしまうのは不思議。人間像がちょっと浅い気がしなくもないけれど、そこが適度にねばっこくなくていいところなのかもしれない。(2003.12.31)
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久しぶりに手にした赤川次郎の初期の作品。初めて読んだのはもう10年以上前になるが、それでも楽しめるのがすごい。(2000.5.16)
軽妙な語り口と非の打ちどころのないプロット。あっというまに読み終えた。難しいことも考えないで済むし、長風呂の友にはもってこい、かも。(2003.9.30)