【息が苦しい】

息が苦しい、というと、まずいわゆる酸素飽和度をはかりたくなってしまうのだけれど、おそらくわたしの場合、それはきっとほとんど正常値で。胸部レントゲンをとったとしても、肺野はきっといわゆる「clear」で。
おそらく単なる低血糖と低血圧(と、もしかしたら貧血。ヘモグロビンはまぁまぁあるが、鉄がかなり少ないのは知っている。)のせいだろうとは思うのだけれど、正直なところ、いま現在、かなり息が苦しい。
そしてここは誰もいない医局であり、わたしがもし倒れてしまって、まぁ倒れるだけならいずれ目を覚ますだろうけれど、頭でも打ってしまった日にはどうなることやら、とかなり心配な20:00。

やっぱりわたしはこの仕事を愛している、といまでは少しだけ自信を持って言える。
流れと運に従うようにして就いたこの仕事だけれど、(いや、自分の意志がまったくなかった、とは言わないけれど。)わたしはここにいていいんだ、と思える場所が出来たことに、単純に感謝している。

○今日、なによんだ?
掌蹠膿疱症における扁桃感染症の病因的役割(猪川勉、日本扁桃研究会誌第30巻、1991年)