【ひとりの時間】

ひとりきりで何かを考えたり、何かをしたりする時間は大切なものだと思う。
もちろん、愛する人と一緒にいる時間ももっと欲しいし、友達と遊びに行ったりするのもいい気分転換になるし、仕事場で同僚たちと真剣に働くのも好きだ。
でも、1日のうちせめて1時間くらいは、「孤独」な時間が欲しい、と思う。
何をするわけでもなくていい、ただぼーっとするだけでも。人ごみの中でも、仕事場の片隅でも、どこだってかまわない。

そして最近のわたしのお気に入りの場所は、休日や夜中の医局のデスクだったりする。今日も、仕事を残しているから、と言い訳をして医局にやってきて、お茶を飲みながら、ぼちぼち仕事、ぼちぼち気分転換をしている。

職場で朝から夕方まで仕事をし、そのあと、会える日は彼と会う。そして家では同居人が待っている、という生活。自分が選んだ生活ではあるのだけれど、やはりどうしてもひとりになれる時間が少なくなってしまう。
寂しがりやのくせに、孤独を愛する女。なんて矛盾。

○今日、なによんだ?
紫斑病性腎炎を合併した掌蹠膿疱症性骨関節炎の1例(船橋直樹ら、中部リウマチ22巻1号、1991年)