【なるべく遠いところへ】

ひとりの時間は、たのしい。
ひとりの時間は、さみしい。

今日から実家。
あまりの寒さに、バス停まで歩くのを断念し、タクシーを呼ぶ。そういえば近頃、こんなことが多くなった。学生時代だったら間違いなくどんなに重い荷物を持っていても、10分〜20分くらいなら歩いてバス停に行き、数百円でバスに乗っていただろう、けれど、最近、疲れているせいもあって、とてもそんな気にはなれなくなった。良くも悪くも「大人」になったのだな、と苦くすっぱく、思う。
途中まで親に車で迎えに来てもらい、(交通網がまったくといっていいほど発達していない場所に、両親は現在住んでいる。公共交通機関を使えば、たった400kmの移動にまる1日かかってしまうだろう。)食事をして買い物をして。
年末だからか、人が多い。疲れてしまって、買い物大好きなはずのわたしもさすがにダウン気味。年始は年始でまた混むのだろうな、と思うとさらにトーンダウンしてしまいそうで、考えるのをやめた。

久しぶりに見るテレビ。最近のお笑いってこんな感じなのね、とか、今年流行った音楽ってこういうのがあったのね、とか。「浮世離れしてるわねぇ」と親にも呆れ顔をされた。
おそらく状態がよくなりつつあるのか、お薬が少し強く感じるようになってきた。かなりの眠気。少しずつ減らしてもいいのかなぁ、と思うけれど、なにぶん専門外の薬なので、自己調節はとりあえずやめておこうと思う。
別にいいのだ。実家にいるあいだは何もしない、と決めたのだから。
親の相手もそこそこにして、とにかく休養する予定。