【lucky day,unlucky day】

2:00に中途覚醒。携帯電話をふと見ると、1:00に着信あり。携帯電話の音はかなり大きくしているのだけれど、それでも起きないわたし(目覚まし時計に反応しないことだってよくある、実のところ。)が、外界とは関係なく眠りの途中で目を醒ましてしまうのは何故なんだろう、といつも思う。
寝付くことが出来ずにお布団の中でごろごろ。4:00までは起きていた記憶がある。
そして、今度は本当に、携帯電話の着信音に起こされた。5:30。上司からの電話。非常事態発生、けれどすぐに出動の必要はなく、再びとろりと眠る。(あとでゆっくり着信をチェックしてみたら、実は5:00にも携帯電話を鳴らされていたらしい。連絡のつかない部下に、上司もさぞいらいらしたことだろう。)
朝から外勤。今朝方の非常事態発生のため、ちょっとばかり心もとない気分のまま診察、そして外勤の梯子、ということまでやってしまった。(といっても、非常事態そのものはわたしにはまったく関係のない出来事であるのだけれど。)
ある意味アンラッキー、ある意味ラッキーだった。総合的にみたらラッキー、なのかもしれないな。どのみち、午前中はなんのデューティもなく、ぼーっと過ごしていただけだと思うから。そういう意味で、今日の予定外の外来で出会った患者さんたちに感謝をするべきだろうな、と思う。
しかし、どちらにしても睡眠不足。エネルギーがまた枯渇しそうだ。
でもやっぱり外来は楽しい。いまはまだ、1日に数人しか診られないくらいの知識と技術と要領しか持ち合わせないわたしだけれど。
結局わたしは、人間が嫌いで、そして人間がだいすき、なのだろうと思う。

自分のつけた臨床診断と、組織学的診断がぴったり合致していた。小さなことではあるけれど、自己満足的に嬉しかった。そしてそれから、治療が間違っていなかったことに胸をなでおろした。順序は逆かもしれないけれど、とにかく安心した。

調子は少しずつ戻りつつある。けれど、明日は木曜日。自分で勝手に思い込んでいる鬼門の曜日。
少なくとも出勤することだけでも目標に。