【仮面、笑い声、蝋燭のあかりに透ける肌】

調子は少しずつ戻ってきた。でもどこか、空回り。
お薬を飲むためだけに何かを食べる、といった感じだし、眠りもそれほど深くはない。
何もしたくないのは相変わらずだけれど、「出来る」ようにはなった。出来ることだけをいまは考えることにする。最低レベルの生活を保つこと。
ローテーション中なのに、なんだかなぁ、とは思う。せっかくの機会を上手に生かせないのは残念だ。でも、新しいことに挑戦する気力も、人間の輪の中に入っていく気力も、いまは殆ど残っていない。不運だったのか、ただ単にわたしが怠惰なだけなのかはわからないけれど。きっと後者、かな。

何もかもどうでもよくなりそうな自分をかろうじて繋ぎとめているものは何だろう。