【ガレット・デ・ロワ】

3週間ぶりの心療内科受診。トリプタノールはまぁまぁ効いている模様、なので90mgに増量。副作用の便秘と口渇はあるけれど、幸運にも眠気はほとんどないし、尿閉も来ていない。しばらくそれでやってみようかな。

ちょっと元気になるとすぐ調子に乗っていろいろやってしまって、あとでぐったりするのはわかっていながら、今日は少しばかりの無理をした。
案の定、夜にはぐったり。

ねじを巻くのは案外むずかしい。

ネット上の各所で話題になっている「女医のHPで患者を中傷」という事件。わたしがここで展開しているのはいわゆる「医療系」ではないのだけれど、その手の話題はどうしても気になる。
たとえば、一応ここでは「研修医」と自分の立場を明確にしている。科は明かしていないものの、あまりにも悲しかったことや理不尽だと思ったことはその断片を漏らしてしまうこともある。当直中、職務に差し支えない時間を使って文章を綴ることもある。そしてわたしは、ある病院に患者としてかかり、薬を飲んでいることすら明言している。
これがいいことなのか悪いことなのかはわからない。
でも、インターネットなんて所詮は匿名化された世界。その女医さんがどこまで本当のことを書いているかなんてわからないし、その女医さんが本当に「その女医さん」なのかどうかだってはっきりとはしないのではないか、と思うのだ。他人を騙ることは、時と場合によってはそれほど難しいことではないのではないかしら。まぁ、内容があまりに現実と一致しすぎている、という点においてはその説は成り立たないかもしれないけれど。

少なくともいえること。ここにいる「湖都」は、わたしでありわたしではない、ということだ。